岩盤浴の星空の下で『心のストレスと資産形成の関係』について考えてみました。
こんにちは
昨日は仕事を休んで岩盤浴に行ってきました。
ほっこり温かく、天井に星が点滅する薄暗い部屋に、ごろんと気持ちよく寝転がっているときにふと気づきました。
「心のストレスと資産形成の関係」についてです。
前の記事に僕の貯蓄率は58%と書きましたが、昔はまったく貯蓄ができなかったのです。
岩盤浴の部屋で昔のことを思い出したので記事にしようと思いました。
ストレスにまみれていた新人時代
新卒で営業職として就職しました。そこは体育会系の人たちが跋扈するバリバリの営業会社で、従業員数は1000人を超える規模です。
僕がいたフロアには50人ぐらいの営業マンがいて、たまに怒鳴り声が聞こえてきたりします。
壁には営業成績の棒グラフが貼られていました。
会社の成績が芳しくないとき、強面のトップが突然、ある儀式を宣言します。
朝、全営業マンが一人ずつ皆の前で「今日いくら売り上げます!」と順番に宣言をさせられるのです。
夕方には、また皆の前で「いくら売り上げました!」と報告するわけです。
扱っている商品は頻繁に売れるものではないのに、売り上げゼロなんて報告はとてもできない雰囲気です。
ですが、毎回、何人かの営業マンが肩を落として、弱々しくそう報告するのです。
その度に寒い空気が流れます。
優秀な先輩たちは、この日のために売れる見込みが立っているものをキープしているようでした。
新人の自分にはそんなテクニックも余裕もなく、突然始まるこの儀式が、とにかく苦痛でした。
その当時は毎日がストレスまみれで、給料を貯蓄に回すことなどまったくできませんでした。
自己投資の経験に使うでもなく、ただ浪費していたように思います。そうしないと精神的にやっていけなかったのです。
石の上にも3年を信じなくて良かった
石の上にも3年という言葉があります。一理あると思う部分はありますが、ケースバイケースです。
向いていないとはっきり気付いたり、病気になったりするのならすぐに辞めるべきです。
僕は1年で辞めました。
まとめ
資産形成のため、まずは貯蓄をしようと思っていても、心が苦しいと節約を続けるのは難しいです。
意思の力で節約しようと思っても、さらに苦しくなるだけです。
かと言って浪費したところでなんの解決にもならない。
そのままだとラットレースです。
環境を変えるしかないですね。
少しマシな環境になって、ストレスを発散する方法があれば、浪費をやめられる。
そして、収入が増えても生活費を変えることなくやっていくことができれば、あとは時間とともに資産は増え続けるのではないかと思うのです。
それを続けるために大事なことは、しんどくなってからではなく、日頃から心のメンテナンスをすることですね。
僕は30 歳を超えた頃に、将来セミリタイアしようと決意してから、瞑想や自然の中の散策や登山、広い芝生の公園でのんびりとかが好きでやってきました。しかもお金がかからないです。
キャンプやサウナもしていて、最近、岩盤浴にはまっているのも、今思えば心のメンテナンスのためなのかもしれないと気づきました。
まあ趣味は人それぞれですが。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。