「俺について来い」タイプでない人のマネジメント方法とは?
こんにちは。
この記事は、セミリタイアとは関係ありませんが、浮かんできたので書いてみようと思います。
リーダーは「俺について来い」でないといけないという思い込みを持った人も多いと思います。
それでうまくいくならいいですが、いかない場合も多いと思います。
「俺についてこい」タイプでない人で今、リーダーの方、これからリーダーになりそうだけど不安を抱えている方に少しでも参考になればと思います。
部下の意見や考えを聞かない上司が多い
上司の威厳に固執するのでしょうか。
僕自身も何人かそういう上司の元についたことがあって、不満が募っていたことを覚えています。
みなさんの職場はどうですか?
自分が管理職の立場になって気づきました。
部下の意見や考えを聞かないのは非常にもったいないし、損であると。
僕はトップダウンとか「俺について来い」タイプではないので、自然と部下の意見や考えを聞いていました。話しかけやすいように、声をかけられたときの自分の表情や声色に気を使っていました。
皆さんには、話しかけると不機嫌な顔をする上司っていませんでしたか?
または、ミスをやたらと責め立てる上司はいませんでしたか?
僕はそんな上司に話しかけるのが苦手でした。
相談できずに一人で悩んでいると時間を無駄に浪費します。
自分自身の体験ではないのですが、僕が最もイヤだと感じるのは、相談すると嫌な顔をしたり、ミスをやたらと責め立てる上司がいて、そのために相談できずに個人で抱えてしまい、対応の遅れが問題となって発覚したときに、「なんでもっと早く相談しなかったのかっ!」というアレです。
上司が対応を改めない限り、問題は繰り返されるし、部下は高ストレスを抱えたままです。
そんな場面を職場で目にした人もいるのではないでしょうか。
一方で、上司に話しかけやすい雰囲気を作っておくと相談件数はかなり増えます。でも、だからこそ問題が大きくなる前に対処できるし、情報もたくさん入ってきます。なりより部下の仕事のやりやすさ、効率化にもつながっていきます。
部下の意見を取り入れると主体性が高まる
僕は部下に意見を求め、自分の考えより、部下の意見や考えのほうがいいと思えば、それを積極的に採用して仕事を進めていました。
そうすると、その部下はさらにやる気を出して、主体的に仕事をするようになります。
上司である僕を低く見るなんてことは決してなく、むしろ頼みごとをなんでも聞いてくれるようになります。
もちろん、その前に上司である自分が一番深く業務を理解していないといけませんし、問題があったときには命がけでも部下を守る、という覚悟は必要です。それは自然と行動に表れるので、言わなくても必ず伝わります。
「上司のために部下がいる」のではなく、「部下のために上司はいる」のだと考えていました。
たまにそれを部下の前で口にすると、「神〜」なんて言われます。これまでの上司の元で苦い思いをしてきたからではないでしょうか。
まとめ
僕自身が異動になり新しい部所に移ったときも同じでした。
異動した当初は、なんでも本音で話しやすいようにしていると、部下は仕事に対する不満を言ってきて、やる気も薄れてきているように見えました。それが、半年ほどしてから不満を言うことは一切なくなり、積極的に仕事をするようになり、頼みごとはイヤな顔をせず、聞いてくれるし、他に何かすることはないですかと自ら聞いてくれるまでになりました。
それを見て、こんなマネジメントのやり方でも間違ってないんだな、と思うようになりました。
部下の話を聞くこと。それは、いいことばかりだと思うのですが、いかがでしょうか(例外の勘違いする部下には叱る必要があります)。
上司が威厳や面子なんかにこだわると、部下にとってはいい迷惑だし、気持ちは離れて、お互いにしんどいのではないでしょうか。
マネジメントのやり方は組織によって違うし、人それぞれのやり方がありますので、まったく参考にならないかもしれません。
マネジメントを語るほどのオレオレ的な自信もないので少しおこがましく感じますが。
あくまで一つのやり方で、僕がいた環境が良かっただけかもしれないけど、ほぼすべての部下がそうでした。
話が飛びますが、僕のサラリーマン生活は、残り少しとなりました。環境にも恵まれ、学びもあって今となっては感謝しかないです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。