お金より幸せが大事ということ。

あと少しでセミリタイア予定の40代男性です。

皆さんは、お金と幸せのどちらが大事ですか?

先日行った温泉旅行で、露天風呂に浸かりながら考えていたことがあります。

①お金はなくて、幸せ

②お金持ちで、不幸せ

どっちがいいかなと。

「お金持ちで、幸せ」なのが一番いいのは当然だし、お金があれば幸せになる可能性は高まります。

でも、ネットやニュース、本、雑誌等の媒体で知りうる限りだけど、現実にはお金持ちでも幸せでない人はいくらでもいるようです。

やはり、「①お金はなくて、幸せ」の方がいいですね。

億を超えれば幸せを感じるか

僕は、この先、大きなお金を手にすることができたとしても幸福感はそれほど増えないのだろうと直感しています。

物欲はすでになく、高級な料理であっても食べられる量は決まっているし、いつも食べていたら飽きると思う。豪華な旅行であっても同じ。

若いころは決してわからなかったけど、ある程度生きてきて感じていることがあります。

刺激や快楽は「苦しみ」、だということ。

お酒、見栄のための買い物、ハイカロリーな食事、異性関係、ゲーム、ギャンブル(僕の場合はあてずっぽうのトレード)などなど。

自分も、若いころにはそれなりに経験してきたと思うけど、今はあまり興味はなくなってきました。

いや、たまにであって、適度ならいいと思うんです。

ただ、ドーパミン中毒という言葉があるぐらいで、行き過ぎると困ったことになるかもしれません。

欲して得られなかったら苦しいのは当然だけど、得られたとしてもその幸福は一瞬で、また欲しくなってと、それは終わりのない苦しみではないかと。

ハリウッドスターがお酒やドラッグに溺れたり、それで亡くなったりということはたまに目にしますし、最近も、ジモティーやグルーポンの立ち上げにも携わった元有名経営者がインドで出家して僧侶になっているという記事がありました。

news.yahoo.co.jp

僕は、タイで出家して森林寺院で僧侶をしているプラユキ・ナラテボーさんという日本人の書いた本をずっと前に読んで、「幸せ」とはなんなのかと考えてきました。

幸せを最大化するための最適解

幸せになるためにどうすればいいのか、僕なりに考えてきたことは、

  • お金が増えれば幸せになる可能性は高まるので、お金を増やす努力をする。
  • 嫌なことは不幸せを感じるので、できるだけ早くやめる努力をする。
  • 過度な刺激、快楽は最終的に苦しみになるので避ける努力をする。
  • すでに幸せはあるということに気づく。
  • 感謝する。

幸せについて考えるなかで、仏教の本をよく読むようになりました。

そこから、ヴィパッサナー瞑想に興味を持ってしばらく取り組んでいた時期がありました。

たいしたところに到達はしていませんが、「幸せは最初からすでにある」という感じはなんとなくわかります。

すでにあるのだけれど、欲や恐れ、いろいろな苦しみで覆われて見えなくなっていると。

お金については、可能なら増やした方がいいですが、精神性を高められるなら、お金はそれほど重要ではないのだと思います。

あと、「感謝する」は、して損をすることは決してないですし、それどころか幸せに最も早く直結するメソッドではないかと考えています。

最後に

ここまで書いてきてなんですが、僕は数カ月後にセミリタイアをしてこれから相場で生計を立て、資産を大きく拡大したいと考えています。

25年分の生活費を作ったので、サイドFIREであれば、気楽にのんびりと生活できると思いますけど、そうしようとは考えていないのです。

欲を満たすためにお金を稼ぐのではなく、挑戦したい、人生において何事かを成し遂げたいという思いです。

本当は成し遂げることすら重要ではなくて、その過程にこそ価値があるのかもしれませんが、今はあまり深く考えずに進みたい。

達成できるかわかりませんが、お金持ちになって、もう一度、「お金は幸せにとってそれほど重要ではない」と書いてみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは。